知ってる人と知らない人では大きな差が出る?wordpress高速化の5個のポイント

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2017年8月9日 (更新日:2019年3月25日)

Arumimak
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WordPressは、当初ブログを作成するためのシステムとして開発されました。その後どんどん進化し、個人ブログ、企業サイト、公共機関のサイトなど、現在では多方面にわたるウェブサイトで利用されています。その為、非常に多くの方がWordpressを日常的に使っている状況になりました。しかし、システム自体が非常に単純な構成であるので独学でも覚えることができる反面、問題が発生した時にどう対処すべきか分からない為にそのまま放置してしまう事が多々あります。その問題の1つとしてよくあるのがWordpressの高速化の問題です。

通常、WordPressでサイトを構築する際、レンタルサーバで高速で処理できるかがポイントになります。その際にレンタルサーバのどういったポイントを気にして選ぶべきか、またレンタルサーバの機能に依らない高速化のポイントが何か知らない方もいます。今回はここに焦点を当て、WordPress高速化のポイントを紹介していきます。

WordPress高速化 (レンタルサーバの選び方)

WordPressを使ったホームページやブログを運営していく場合は、その応答速度が非常に重要です。応答速度の良し悪しによってサーバの高速化が可能になります。以下が代表的サーバの速度の比較になります。
*計測した値は、サイトのデータをすべて読み込むのにかかった時間で、単位は「秒」です。複数回計測した値の中で、最小・最大・平均値を掲載しており、平均値が速い順番に上から並べています (https://biz-server.net/benchmark19/より引用)。

最小値 最大値 平均値 順位
エックスサーバー 1.1 1.4 1.29 1
mixhost 1.5 1.7 1.66 2
CPI 1.8 2.1 1.87

3

お名前 1.7 3.1 2.01 4
ロリポップ! 2 2.4 2.09 5
sixcore 1.8 2.4 2.14 6
カゴヤ 2 2.4 2.19 7
heteml 2 3 2.2 8
ABLENET 2 3.1 2.27 9
WebARENA 2.2 3.3 2.44 10

Google の調査によると、モバイルで5秒以上ブログが表示されないと約74%の閲覧ユーザーは離脱してしまうといわれています。その様な状況を考えると、エックスサーバー・mixhost・CPIに関しては、いずれも最小値と最大値の差分が 0.3 秒以下で、表示が速いだけではなく、非常に安定していると言えます。
WordPress サイトの表示速度は、単純にサーバのスペックだけではなく、特に共用サーバの場合は、同居ユーザーのサーバに対する負荷状況、回線の使用状況などによっても左右されます。そのため、最小値と最大値のばらつきが小さいエックスサーバー・mixhost・CPIは負荷に強い(他のユーザーの影響を受けにくい状態)可能性がありますので、より安心して使えるサーバと言っていいでしょう。こういったサーバを利用すると安定して高速化が実現できると言えます。

WordPress高速化 (レンタルサーバ以外で気を付ける点)

画像サイズの最適化

最も効果の大きいのが画像の最適化です。一般的に、ページの60%が画像ファイルと言われます。方法としては画像の圧縮、CDN(Contents Delivery Network)の使用があげられます。
一方、CDNとは、画像などのファイルサイズの大きいファイルを自分のサイトとは別のサーバから配信する仕組みです。画像はCDNから呼び出し、HTMLはサイトのサーバから呼び出し、というように、呼び出し元を分けることで負荷を分散すると表示速度が速くなります。『Jetpack by WordPress.com』というプラグインでは、数多くの機能を備えていますが、そのうちの一つ「Photon」を利用します。
有効化はとっても簡単で、「Jetpack by WordPress.com」をインストールして、WordPress.comのアカウントで認証をします。そうすると、『Jetpack』というメニューが管理画面に現れますので、そちらをクリック、その後に下記画面が現れますので、左上にある『Photon』の有効化ボタンを押して終了です。

ブラウザのキャッシュを活用

次にブラウザのキャッシュの活用について説明します。WordPressの高速化にはキャッシュの利用が不可欠と言われています。しかしキャッシュといっても色々あります。
例えば、
ページ・キャッシュ
ブラウザ・キャッシュ
プロキシ・キャッシュ
リソース・キャッシュ
オブジェクト・キャッシュ
データベース・キャッシュ
翻訳ファイルのキャッシュ
…これだけの種類があります。上記の違いは下記図を参照ください。

この中で、ブラウザ・キャッシュが最も高速化効果が大きいと言えます。具体的方法は以下のHPを参考にして下さい。

【WordPress高速化日記】
.htaccessの書き換え効果絶大、Lazy Load系プラグインの停止、SNSボタン削減も効果あり

JavaScript/CSSの最適化

続いて、JavaScriptとCSSファイルの最適化です。WordPressの場合、『Autoptimize』というプラグインが効果的なので、これを利用します。インストールして有効化したら、下記のようにメニューの設定に『Autoptimize』が現れます。アクセスすると設定画面が表示されますので、「JavaScript Options」と「CSS Options」にチェックを入れ終了です。

キャッシュ系プラグインの導入をやめる

WordPressには、有名なキャッシュ系プラグインがあります。それらはある面で効果的である為多用されています。例えば、『W3 Total Cache』や『Super Cache』、『DB Cache Reloaded Fix』、『Zen Cache』があります。しかし、虚弱なレンタルサーバでこれらのキャッシュ系プラグインを入れると、かえって遅くなる場合があります。原因は断定できませんが、キャッシュする分のデータベースへのクエリは減ったものの、溜め込んだキャッシュを返さなければいけないため、Webサーバが過負荷となり結果として応答速度が遅くなると推測しています。キャッシュ系プラグインは利用サーバ環境に合わせる必要があります。

まとめ

今回、WordPress高速化の為に、5つの方法を紹介しました。先ずはレンタルサーバの選択です。結論としては、エックスサーバー・mixhost・CPIが非常に安定して使いやすいことを述べました。サーバ以外では画像サイズの最適化、ブラウザのキャッシュを活用、JavaScript/CSSの最適化、キャッシュ系プラグインの導入をやめることを述べました。それぞれ独立の効果がありますので組み合わせによって是非高速化を実現しましょう。

この記事を書いた人
Arumimak
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ライター暦10年。記事作成・校正等を含め書籍・web媒体両方ともに経験多数。幸いにも沢山の資格や経験をしているので執筆ジャンルはかなり広い。固い記事から軽い記事まで執筆。媒体とメディアに合わせて表現方法は当然変えており、文章のレベルは標準程度と自負。本業は大手メーカーの開発(マーケティング~開発~販売まで)を仕切っている開発リーダー。
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レンタルサーバーについて毎日考える、レンタルサーバー会社に勤める有志連合。
レンタルサーバーを使うお客さまと身近に接している10年の経験を元に、世の中にはびこる「危ないレンタルサーバー情報」に一石を投じるべく立ち上がる。
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