生徒の安否をいち早くお知らせするためにも
iCLUSTA+の安定稼働は必須でした。
生徒の安否をいち早くお知らせするためにも
iCLUSTA+の安定稼働は必須でした。
ご利用用途 | 学校紹介サイト |
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ご利用サービス |
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所在地 | 〒180-8601 東京都武蔵野市境南町2-11-8 |
営業内容 | 中学校、高等学校の運営 |
Webサイト | https://www.shotoku.ed.jp/ |
レンタルサーバー導入 による効果 |
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「ICT教育」「グローバル教育」「アクティブラーニング」などを取り入れ、世界を舞台に活躍するための力を最先端の学びにより生徒に身に付けようとさせている中高一貫校、聖徳(しょうとく)学園中学・高等学校。
今回は、この聖徳学園中学・高等学校で情報システム化を推進している、同学園の情報システムセンター長、横濱友一さまに、「iCLUSTA+」を採用した経緯やその使い勝手などをお伺いいたしました。
ー はじめに、聖徳学園中学・高等学校の特徴を教えてください。
横濱さま本校は聖徳太子の教えである「和」の精神を現代風に置き換え「つながる力」とし、それをテーマとして様々な教育に取り組んでいます。
そこで、能動的な学習スタイルである「アクティブラーニング」や、国際化時代に適用する英語力と広い視野を養う「グローバル教育」などに取り組んできましたが、近年力を入れているのが「ICT教育」です。最新のツールを取り入れ授業を効率化するだけではなく、生徒の学習のフィールドを広げ、可能性を引き出し“心”を育むといった独自のICT教育を行っています。
ICT教育を推進される横濱さま
ー そのICT教育において、横濱さまはどのような役割を担っているのでしょうか?
横濱さま私自身、本校を卒業してIT関連の仕事をしていたのですが、高校3年生のときの担任教師が電子黒板導入の旗振り役を担っていました。お互いに家が近かったこともあり、卒業後もその元担任と会っていたほか、学園長とも何度か話をしていたのです。
そんな折、本校でiPadを活用したICT教育の話が持ち上がり、ICT支援員として本校へと入校しました。
現在では企業の情報システム部門に当たるような仕事、たとえば教員や生徒へのカスタマーサポートやネットワークの敷設・補修などを手掛けています。
ー 学校におけるICT教育のメリットはなんでしょう?
横濱さま教育の現場では、教科の中でやらなければいけないことがどんどん増えてきています。
そのために教師が黒板に書くといった従来どおりの授業をしていると、生徒がその板書をノートに写すだけで相当な時間がとられてしまいます。
そこで「板書する時間を減らせれば、その分説明する時間を増やせる」という考えから電子黒板の導入へと至りました。
今では生徒たちが自分で書くことは少なくなり、その代わりに生徒同士で自発的にディスカッションをするスタイルが主流となっています。たとえば、生徒同士のグループワークでディスカッションをしながら一つの答えを見つけていくといった手法の授業です。
もちろん、知識を教えていく授業は最低限ありますが、それよりも「得た知識をどう活用するか」というところに重点を置いているのです。
ICT教育により授業のあり方も変わりつつある。
ー iCLUSTA+ 導入の経緯は?
横濱さま私自身がGMOインターネットグループとのお付き合いは長くあります。じつは中学3年生のときに自分でチャットサイトを運営していて、そのとき初めてGMOでレンタルサーバーを借りました。
現在もGMOインターネットの「お名前.com」で取得したドメインを3つ持っています。
このような経緯から「iCLUSTA+」を使い始めたのですが、ホームページの運営は「SSL」「SSH」を使いたいことから、「GMOクラウド VPS」で運用しています。したがって本校では、「iCLUSTA+」は教職員用のメールサーバーとして活用しています。
ー メールサーバーも「GMOクラウド VPS」へ移行されようとは考えなかったのでしょうか?
横濱さま「GMOクラウド VPS」のサーバー管理ツール「Plesk」はある程度知識さえあれば操作も簡単ですが、私以外の教職員がユーザーの追加や削除する場合は難しい面もあります。
当部署でしか操作ができないUIや設計だと、そこにリソースを割きすぎて本来業務に支障をきたすかもしれません。
その点、「iCLUSTA+」のコントロールパネルなら、ユーザーも簡単に追加・削除できるほか、一斉送信も簡単です。ITに詳しくない教職員にとっても優しいUIを持っていることが、メールサーバーを「iCLUSTA+」に残した理由です。
安定稼働の信頼感が一番、長年のiCLUSTAご利用でそれを実感
ー iCLUSTA+ で評価する点は?
横濱さま管理の簡単さのほか、安定性をもっとも評価しています。当校では保護者宛ての緊急時の連絡はすべてメールで行っています。
というのも、万が一、大災害や大事件の事象が発生したとき、800名以上の生徒の保護者に対して電話で一斉に連絡していくことは困難が伴うからです。
「お預かりしている生徒たちの安全を守る」というのも学校の使命として一番に考えなければいけませんので、学校にいる間に発生した事案については、保護者に対して生徒の安否を報告する義務があります。そこで「常に安定して稼働していること」がメールサーバーにもっとも求めている役割であり重視している事柄です。その点では安定稼働している「iCLUSTA+」を大きく評価しています。
ー 最後に、今後の展望を教えてください。
横濱さま「ICT」というものはあくまでツールです。そこでどんな新しいテクノロジーやガジェットが登場しても、それは一つのツールとして迎え入れると考えていくことが大事なのではないでしょうか。具体的な答えにはなっていませんが、「ツールに使われるのではなく、ツールを駆使していける人間を育てていくこと」。これが本校の現状、そして今後の展望と言えるかと思います。
ー お忙しいところ、ご協力いただきありがとうございました。
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