レンタルサーバーのバックアップが必要とは思っていても、なんとなく面倒で、放置してしまっているという方も多いのではないでしょうか。
しかし、個人や企業の大切なデータを守る意味でもバックアップの種類への理解とバックアップの取得は必須です。
バックアップは手間と費用がかかってしまうイメージですが、少額の費用でバックアップオプションが付いたレンタルサーバーも増えてきています。
この記事では、レンタルサーバーのバックアップについて、バックアップの仕組みから詳しく解説します。
※本記事においての「レンタルサーバー」とは、「共用サーバー」を指しています。
目次
レンタルサーバーのデータをバックアップするべき理由
バックアップとは、破損・消失に備えたいデータのコピーを、常に使用している場所とは別に保存しておくことです。
サーバー上のデータは、さまざまな要因によってデータが消えてしまうリスクがあります。
数時間・数日かけて積み上げたデータが消えてしまうのも大きな損害ですが、企業の場合、顧客から預かったデータが破損してしまった場合、大きな責任問題に発展してしまうことも考えられます。
バックアップを取っておけば、トラブルが起きても早急に復旧できますので、データを扱う企業ならバックアップは必須です。
Web上のデータが破損してしまう主な要因
Web上のデータが破損・消失してしまう要因には、大きく分けて次の3つが考えられます。
- 人的ミスによる誤操作
- 第三者によるウイルス攻撃
- 災害などによる物理的なサーバー破損
データ消失の要因として、最も多いのが誤操作によるデータの消去です。
また、ウイルスなどによってデータが破損・改ざんされてしまう可能性もありますので、バックアップ時にはセキュリティ対策にも注目することが重要です。
さらに、サーバーがあるエリアに地震や津波などによる災害が発生してしまうと、物理的にサーバーが破壊されてしまいますので、万が一の災害時には防ぐのは難しい場合もあります。
このように、人的なミスに気を付けるだけでは、データの破損・消失のリスクをゼロにすることはできません。
レンタルサーバーのバックアップは基本的に有料が多い
一部、バックアップが無料のレンタルサーバーもありますが、基本的にバックアップは有料のサービスです。
ただし、バックアップのオプション料金は、月額1,000円未満~数千円程度と少額です。
大切なデータが消えてしまうリスクを考えると、高いコストとは言えませんね。
バックアップの種類とその仕組み
バックアップには、大きく分けて次の4つの種類・手法があります。
- 外部バックアップ
- 内部バックアップ
- ローカルバックアップ
- クラウドバックアップ
ここでは、それぞれのバックアップの仕組みを図解で分かりやすく解説します。
外部バックアップ
外部バックアップとは、物理的に離れたサーバーにデータを移し、データを保存するバックアップ方法です。
サーバーが災害などの物理的なトラブルになった際にも、サーバー自体の場所が離れているのでデータを守ることができます。
ただし、バックアップ元とバックアップ先でのデータ転送が必要ですので、データ復旧には時間がかかってしまうデメリットがあります。
内部バックアップ
同一のサーバー内部でバックアップを取る方法なので、転送速度の影響を受けず、復旧も早くなっています。
ただし、バックアップデータが保存されるのは同一のサーバー内なので、ハードそのものに障害があった際にはバックアップデータにアクセスできません。
安全性を重視するなら外部バックアップ、復旧の早さで選ぶなら内部バックアップがおすすめです。
ローカルバックアップ
ユーザーのパソコンや社内サーバーにデータを保存するバックアップ方法です。
レンタルサーバーを介さずにユーザー自身でバックアップを取れるので、オプション料金もかからない最も手軽なバックアップです。
ただし、自身でバックアップを取る必要があるため、人的なミスでバックアップ漏れなどが起こるリスクがあります。
クラウドバックアップ
クラウド上にデータを保存するバックアップ方法となっており、レンタルサーバーのバックアップとしても人気のバックアップ手法です。
クラウドバックアップを取っておけば、災害によりローカルのデータが破損しても、クラウド上からデータ復旧できますので安全です。
企業の重要な顧客データのバックアップの用途にも広く用いられています。
ローカルバックアップとクラウドバックアップを比較すると、障害に強いクラウドバックアップがおすすめです。
また、バックアップするデータの領域にも違いがあります。
- 全てのデータをバックアップする「フルバックアップ」
- データの変更があった部分のみをバックアップする「(差分)増分バックアップ」
全てのデータを転送するフルバックアップに対し、更新部分のみバックアップする(差分)増分バックアップの方がバックアップの時間を短縮できます。
人的ミスには、増分バックアップが有効ですが、災害時などに備えるには、フルバックアップがより安心と言えます。
レンタルサーバーでのバックアップの取り方
バックアップの手法としては以下の2つの方法があります。
- 手動バックアップ
- 自動バックアップ
手動バックアップでは、ユーザー自身がバックアップの操作を行う必要があります。
対して、自動バックアップでは、サーバーデータを一定期間で自動保存し、データを保持することができます。
バックアップの手間がないだけではなく、バックアップ漏れのない自動バックアップが安心ですね。
このようにバックアップを取るのが面倒という方には、「自動バックアップ」のオプションが付帯したレンタルサーバーを選ぶのがおすすめです。
レンタルサーバーによって用意されているバックアップオプションは異なるので、検討中のレンタルサーバーがどのようなバックアップオプションを提供しているのか、チェックしてみるようにしましょう。
クラウドバックアップならレンタルサーバーのiCLUSTA+がおすすめ
クラウドバックアップに利用するなら、「iCLUSTA+」がおすすめです。
iCLUSTA+では、30分単位、最大7世代前まで自動でバックアップデータが保存され、万が一の際にも直近のデータを復元することが可能です。
また、自動バックアップだけではなく、任意のタイミングで即時バックアップを取ることができますので、重要な更新のバックアップを漏らしてしまう心配もありません。
バックアップデータは、iCLUSTA+のサーバーとは違う遠隔地に保存される「外部バックアップ」ですので、災害などの物理的な損害にも備えられます。
バックアップのオプション料金は契約したレンタルサーバーのプランによって異なります。
ミニプラン | 月間770円(税込) |
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レギュラープラン | 月間1,100円(税込) |
プロプラン | 月間1,540円(税込) |
ミニ向けなら、月額1,000円未満の少額の料金で自動バックアップできますので、個人でも使いやすい価格帯なのもうれしいですね。
iCLUSTA+のバックアップオプションでは、いつでもバックアップデータをローカルPCにダウンロードできますので、ローカルバックアップとクラウドバックアップを併用するのも良いでしょう。
≫バックアップオプション
サーバーのデータ保存にはバックアップが必須
Web上でデータを扱うなら、データをバックアップしておくのは最低限の備えです。
人的な要因だけではなく、ウイルスや災害など、データが破損・消失してしまうリスクはゼロではありません。
データが消えて作業時間がムダになってしまうだけではなく、顧客のデータなどに障害があった場合には大きな責任問題に発展してしまうリスクもあります。
バックアップでレンタルサーバーを選ぶなら、人的なバックアップ漏れのない自動バックアップ機能の付いたサーバーを選択しましょう。