サーバー初心者がおちいる移転のトラブル(1)

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2017年2月24日 (更新日:2019年3月25日)

木下肇
木下肇

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サーバーの稼働状況/サポートがよくない、といったトラブルが発生しレンタルサーバーを変えたいと思っても、携帯電話だったら、事業者に任せればできますが、サーバーの場合、移転作業は自分でやらなければなりません。
今回は、移転の際のトラブルとその回避についてお話します。

個人事業主としてフリーエンジニアをしている木下です。
規模の大小はさておきまして、レンタルサーバー乗り換えに伴う移行作業をよくお請けします。
理由としましては様々ですが、トラブルや不具合が増えた、アクセスが増加しているため速度や性能が足りなくなった、社内(部内)で現在契約しているサーバーより安いサーバーに乗り換える方針になった、使わなければいけない機能が既存のレンタルサーバーにないため、サポートに連絡してもなしのつぶて…、動機は様々ですが、いずれも既存の契約しているサービスに不満が出てきた、ということに端を発します。

このレンタルサーバーの乗り換え、実は賃貸住宅の引っ越しと同じ考え方ができるのにお気づきでしょうか?

サーバー移転とは家の引っ越しに似ている

賃貸住宅を契約して引っ越し、数か月後すぐに引っ越す、なんてことはしないと思います。

賃貸住宅を借りるためにはある程度初期費用である敷金礼金、保険料、仲介手数料などは必要になってきます。いま住んでいる家から別の家に引っ越しするとしたら、引っ越し業者の見積もりや段取りの打合せから、引っ越し当日までに荷造りをしていざ引っ越し、引っ越した先の家で荷ほどきをし、家具の配置を考えて…と、いった具合に引っ越しはそれなりの労力を必要とします。

賃貸住宅を変えるたびに、この引っ越しに掛かる費用と労力はかさんできます。
つまり、一回引っ越したら長く住んだ方がこれらの費用と労力を掛けずに済むということになります。
それゆえ賃貸住宅を契約するときにはある程度自分が住居に要求する条件を厳選して選択をすることになります。

サーバーの移転にもこれと同じ考え方が当てはまります。

月額費用でコンテンツの場所を借りるレンタルサーバーは賃貸住宅、自社ホームページのコンテンツや電子メール環境などの自社データが賃貸住宅に設置している家具のようなものです。家財道具を運ぶのが家の引っ越し、コンテンツや環境を運ぶのがサーバー移転ということです。

平たく言えば、サーバー管理者はサーバー移転に伴い、コンテンツデータや電子メール環境の引っ越し作業を一手に引き受ける必要がある、ということです。

サーバー移転とは家の引っ越しに似ている まとめ

サーバーの移転はまさに家の引越しと似ています。手間と時間がかかります。

サーバーの引っ越し作業

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木下肇
木下肇
東京/神奈川を中心に、都内中堅企業ではシステム部門の一員として部内インフラ業務に、別の小規模企業ではインフラ全般について管理業務の委託を受けるフリーエンジニア。オンプレミスの企業内インフラからクラウド環境のサーバー/ネットワークまで、OS守備範囲はWindowsからLinuxまで、障害の診断や修復/修理であればソフトからハードまで、幅広い守備範囲で日々お客様の業務を遂行しています。
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レンタルサーバーについて毎日考える、レンタルサーバー会社に勤める有志連合。
レンタルサーバーを使うお客さまと身近に接している10年の経験を元に、世の中にはびこる「危ないレンタルサーバー情報」に一石を投じるべく立ち上がる。
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